オオカメノキが咲き始めました。 高さ3~6mになる落葉低木です。 アジサイに似た白い装飾花をつけて 美しい。 夏に果実をつけ、 秋には赤色や黒色に熟して目につくが、 野鳥が熟した果実を食べるため、 冬には残っていないことが多い。 和名は、大神の木。 「たなつもの 百の木草も 天照す 日の大神の 恵えてこそ」本居宣長...
工房の枝垂れ桜が満開になりました。 ….花は盛りに、月はくまなきをのみ 見るものかは。 雨に向かひて月を恋ひ、たれこめて 春の行方知らぬも、なほあはれに 情け深し。 咲きぬべきほどの梢、 散りしをれたる庭などこそ、 見どころ多けれ。…. 吉田兼好『徒然草』 曇りや雨の中の. . .今年の桜ですが、 余白はまだまだ、楽しめそうです。
明日27日から、東京で作品展が始まります。 「日本橋髙島屋7階 ギャラリー 暮しの工芸」 山里では、山茱萸が咲きはじめ、見送って くれました。 山茱萸にけぶるや雨も黄とならん 水原秋桜子
「まんさくや 小雪となりし 朝の雨」 水原秋桜子 1月末~3月、葉に先駆けて花が咲く。 花びらは細長く、がくは赤褐色または 緑色で円い。 花がよく咲けば豊作、花が少なければ 不作など、稲の作柄を占う植物として 古くから人との深いつながりがある。
工房では、梅の花が咲き始めています。 … 六条院では、明石の姫君の御裳着(おんもぎ)の 儀が近づいています。御裳着というのは女の子の 元服の儀式のようなものです。 光源氏は優雅に香の調合に夢中になっています。 そんな光源氏に朝顔の前斎院から、香が届きます。 歌も添えられております。 「花の香は散りにし枝にとまらねど...
山茶花(サザンカ) ろくろ棟の西にある山茶花の木。 白い花が咲きはじめています。 端正な白い花弁と黄色い蕊の 組み合わせが、魅力的な 白い山茶花です。 山茶花はツバキ科ツバキ属の 常緑広葉樹。代表的な冬から 早春の花木で、庭木としても 人気が高く、童謡「たきび」の 歌詞にも登場します。 . . . さざんか さざんか さいたみち...
ナンテン(南天) 初夏になると白色のかわいらしい花が 咲きますが、一般的には実が観賞され る南天。中国から渡来した植物で、 南天燭(又は南天竹)が訛ったものとの 説があります。 南天の実、工房では、見頃の時期を 迎えています。 南天は縁起の良い植物です。 正月になると南天の葉っぱや実を飾る 習慣が日本にはあります。南天の名前は...
ヤブコウジ(十両) ヤブコウジは、赤い実を付ける サクラソウ科の常緑低木です。 『万葉集』にも山橘(ヤマタチバナ) の名で詠まれ、古くから日本人に 愛されてきた植物です。
江戸時代(寛政年間)には葉に斑が入る ヤブコウジが好事家の間で人気を 呼び、多くの品種がつくられました。 十両という名前から万両や千両と共に...
「赤唐辛子」が収穫期を迎えた。 赤唐辛子は、花が咲いたあと50~ 60日ほど経つと実が赤く色づきます。 この頃が収穫のタイミングです。赤 唐辛子は青唐辛子からさらに経過 して、赤くなった唐辛子のことを いいます。 きんぴらごぼう、炒めもの、麻婆 豆腐、ペペロンチーノなど、唐辛子 を使った料理を作ってみては. . . 自宅で育てた新鮮な唐辛子だと味も...
コセンダングサ(小栴檀草) 世界じゅうに広がっている野に咲く花 ・草で、日本には江戸時代に渡来したと 考えられています。 小さな黄色い筒状花が多数集まり、束の ようにまとまって、ひとつの大きな花の ようになっています。 子供のも頃「ひっつき虫」と呼んでいた 草です。タネは細長いかたちをしており、 先に鋭い刺が2から3本あり、この刺で...