曼珠沙華
涙にならない悲しみのある事を知ったのは
つい この頃
形にならない幸福が何故かしら重いのも
そう この頃
あなたへの手紙 最後の一行 思いつかない
どこでけじめをつけましょ
窓辺の花が咲いた時 はかなく花が散った時
いいえ あなたに愛された時
マンジュ-シャカ 恋する女は
マンジュ-シャカ 罪作り 白
い花さえ 真紅に染める
・・・
歌:山口百恵 / 作詞:阿木燿子
/ 作曲:宇崎竜童 2005年
彼岸花(ヒガンバナ)
彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
原産地は中国大陸であり、日本においては帰化
植物に分類される。分布は日本全国。
秋の彼岸頃に、花茎の先に強く反り返った
鮮やかな赤い花を咲かせ、秋の終わりに
葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、
多年草としては珍しい性質を持っている。
彼岸花の別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、
サンスクリット語で天界に咲く花という意味。
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が、天から
降ってくる、という仏教の経典から来ています。
サンスクリット語ではmanjusakaと書きます。
他にも彼岸花の別名はその花の様子から、
「天蓋花(てんがいばな)」「狐の松明」「狐の
かんざし」「剃刀花(かみそりばな)」など、
全国にはたくさんの呼び名があります。
※天蓋とは、祭壇の上などの装飾用のおおいのこと。