紫蘇(シソ)
シソ(紫蘇)、大葉の違いは分かりますか?
シソには葉の色により、青ジソと赤ジソがありますが、青ジソだけが大葉と
呼ばれます。
さわやかな香りとさっぱりとした味わいから、薬味や刺身のつまとして
多く利用されるのが、青ジソ(大葉)。赤ジソは紅ショウガや梅干しなどの
色付けに欠かせないものです。
紫蘇は、シソ科シソ属の葉菜類。草丈が10〜30cm程の一年草です。
4月下旬〜6月下旬にタネを播いて間引きながら育成し、本葉が10枚以上
ついた頃から、収穫が可能になります。
日本には古い時代に渡来したとされ、縄文遺跡から自生の紫蘇の穂や実が
出土したと報告されています。身近で栽培するようになったのは、平安時代。
10世紀頃にまとめられた『本草和名』などには「イヌエ、ヌカエ、ノラエ」
と表記され、薬草や漬物用として利用された記録が残されています。
工房にも、大葉(青シソ)の季節がやってきました。
まず、頂上の葉を収穫します。
そうするとわき芽が次々と伸びてきて、葉をたくさん収穫できるように
なります。香りを保つためには、手で葉をさわらずに軸を持つと良いです。
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